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事業価値を見極める 定性分析マスター講座

事業価値を見極める 定性分析マスター講座

堀内秀晃 著/立花敏男 監修
■受講期間 3カ月
■テキスト 3冊
■出題 3回

商品コード:2131L0001 ~2131L1001
販売価格(税込) 17700 円
必須
個数

 金融庁が「事業性融資推進法」を制定し、日本の融資慣行は大きな転換期を迎えています。法律による明確な要請により、金融機関には担保・個人保証に依存してきた融資手法から、企業の事業性を正しく評価(定性分析)する融資への抜本的な変革が求められています。
 担保・保証への依存が続いてきた背景には、長年の融資慣行以外にも、事業性を見極めた融資実行の難しさがあり、担当者のレベルアップは不可欠です。本講座は、この「レベルアップ」を実現するカリキュラム構成とし、事業性融資の本質的な理解から、企業価値の見極め方、実践的な融資判断までを体系的かつ段階的に学ぶことができます。テキスト1では企業価値担保権制度を中心とした新制度の理解、テキスト2では市場分析とビジネスモデル評価、テキスト3では融資審査における目利き技能を習得します。理論だけでなく、明日から使える実践知識を重視した内容により、修了後、即実務で活用できる力が身につきます。
 企業の真の価値を見極め、持続可能な金融支援を実現するための実践力を養成する、これからの融資に必須の講座です。


→金融検定協会融資審査2級検定試験へ

企業の真の実力を見極める知見を養成!


●新法制に完全対応

事業性融資推進法により事業性評価に基づく融資が法的に求められます。テキスト1では企業価値担保権制度の概要と実務ポイントを解説。同法の背景から活用まで、実行に必要な知識を網羅しました。

●企業を読み解く分析力が身に付く

事業性評価の核心は、企業の将来性を正しく見極める力です。テキスト2では市場環境分析と未来予測、ビジネスモデル分析を学習。財務諸表だけでは見えない企業の真の実力を評価する、体系的なフレームワークを習得できます。

●現場で活きる目利き力がUP!

テキスト3では融資審査の実践プロセスと、中小企業特有の目利きポイントを代表的業種ごとに詳説。決算書の読み方、事業の継続性評価、経営者の資質判断など、現場の融資担当者が日々直面する課題に即した内容で、実践力を磨きます。


主な内容


<テキスト1> 事業性融資の概論

第1章 事業性融資とは何か
 第1節 融資審査プロセスとの比較
 第2節 これまでの融資慣行とその課題
 第3節 事業性融資の重要性と求められる視点
第2章 事業性融資推進法の概要
 第1節 事業性融資推進法制定の背景
 第2節 事業性融資推進法の主要な内容
 第3節 企業価値担保権の概要と特徴
第3章 企業価値評価の基本的考え方
 第1節 事業継続を前提とする視点と事業停止を前提とする視点
 第2節 企業価値の算定方法と財務分析
 第3節 「企業価値<融資残高」時の対応
 第4節 企業価値向上のためのコンサルティング
第4章 伴走支援型モニタリング(財務制限条項・誓約事項・自己査定)
 第1節 伴走支援型モニタリングの重要性
 第2節 財務制限条項
 第3節 誓約事項
 第4節 破綻懸念先向け企業価値担保権付き融資と個別貸倒引当金
第5章 企業価値担保権の活用と今後の課題と展望
 第1節 企業価値担保権付き融資の想定活用事例
 第2節 企業価値担保権の活用に向けた今後の課題

<テキスト2> 未来予測・ビジネスモデル

第1章 市場環境分析と未来予測
 第1節 経営戦略理論の基礎
 第2節 外部環境要因(マクロ)
 第3節 外部環境要因の変化は何をもたらすか
 第4節 業界および業種のトレンド
 第5節 技術力・開発力
 第6節 営業力
 第7節 リスク・マネジメント
第2章 ビジネスモデルと競争力判断
 第1節 ビジネスモデルの転換セオリー
 第2節 ビジネスモデルの構築
 第3節 分析・検討の基礎知識
 第4節 ビジネスモデル評価と融資の可否判断

<テキスト3> 融資審査と目利き技能

第1章 融資審査と目利き技能
 第1節 目利き能力とは
 第2節 目利きによる企業の環境分析・評価と融資審査
 第3節 目利きによる事業の将来性評価と融資審査
 第4節 目利きと金融機関の事業支援
第2章 中小企業の目利き
 第1節 製造業
 第2節 卸売業
 第3節 小売業
 第4節 飲食業
 第5節 サービス業
 第6節 建設業

(内容については、一部変更することがあります)