トップページ  > 書籍  > 持ち味を活かす経営支援 ~選ばれ続けるための知的資産経営のすすめ~
トップページ  > 書籍  > 企業支援・事業再生  > 持ち味を活かす経営支援 ~選ばれ続けるための知的資産経営のすすめ~

持ち味を活かす経営支援 ~選ばれ続けるための知的資産経営のすすめ~

持ち味を活かす経営支援 ~選ばれ続けるための知的資産経営のすすめ~

有限会社ツトム経営研究所 森下 勉 著

A5判・並製・320頁・2021年5月発行

商品コード:111146489
販売価格(税込) 2400 円
個数

 頻発する災害やコロナ禍の発生は、経営環境が激変することを強く認識させられることとなりました。金融機関の法人担当者には、これらの変化で負の影響を受けた取引先に対し、伴走支援による対応が求められます。また現時点で環境にうまく適応している取引先にも、今後の有事に備える意味での経営支援で、信頼関係の構築や取引深耕などにつなげることができます。いま法人担当者には、取引先の経営に踏み込んだ支援が要請されているのです。
 経営支援を行う上で最も大切なことは、対象企業がどのような事業を営み、“持ち味”がどこにあるのかをしっかりと理解し、将来のビジョンをどう描いているのか・描くことができるのか、などについて論理的に整理することです。実は、企業側もその整理がきちんとできていないことも多く、金融機関と企業が共同で把握することで、今後の有効な取引関係構築に寄与するというメリットが見込めます。
 本書は、“企業を理解しつくす”ことにフォーカスを当て、知的資産経営の第一人者である著者が蓄積したノウハウを余すところなく公開するものです。本質を突いた経営支援に向け一歩踏み出したい金融機関法人担当者必読の一冊です。


持ち味を可視化し事業性評価と経営支援を実現

●企業を理解する「ツール」が学べる
中小企業を理解するのに難しい理論を学ぶ必要ありません。経営者と一緒になって考えるための「ツール」の使い方を学び実践することだけで十分です。本書は、著者が生み出した「ツール」を基に、同じやり方を踏襲することで、取引先中小企業の実態・将来性の把握を十分行うことができます。
●豊富な事例を紹介
著者のノウハウを活用した企業の実態・将来性把握の実例を多数掲載しました。本書で紹介するツールがどのように経営支援に役立てられるのかを実感することが可能です。あわせて、金融機関の取組み事例についても紹介しました。
●ノウハウが詰まったツールはWEB連動
本書で紹介するツールは情報量が多く紙媒体では収めきれない大きさのものであるため、ツールの全体像を確認いただくためにWEBで閲覧を可能にしました。

(主要目次)


序章 知的資産経営と事業の理解
1.寄り添う支援
2.地域を発展させる
第1章 知的資産経営を進めるためのツール
1.知的資産経営を進めるためのツールとその考え方
2.ええとこ活用経営Ⓡのポイント(ストーリー化)
3.BEN’s メソッドⓇ
4.ええとこ活用経営Ⓡ(BEN’s メソッドⓇミニ版)
第2章 価値についての考証
1.価値とは
2.価値の循環
第3章 知的資産経営の取組手法
1.自社ならではの知的資産を見つける3つの手法
2.知的資産の価値評価
3.将来ビジョンの確立
4.経営デザインシートにまとめる
5.知的資産経営をマネジメントツールとして活用する
6.15 分で取り組んだ「ええことSTEPⓇ」演習事例
第4章 理念の戦略
1.キリンビール高知支店
2.丸亀製麺
第5章 江戸期の経営哲学に学ぶ
1.二宮尊徳
2.山田方谷
3.尊徳と方谷
第6章 ええとこ活用経営事例
1.有限会社うらい
2.有限会社大濵
3.丸和運輸株式会社
4.株式会社三鷹倉庫
5.有限会社ヤナギオートサービス
第7章 金融機関による知的資産経営への取組み
1.但陽信用金庫における取組み
2.尼崎信用金庫における取組み
3.岐阜県信用保証協会における取組み
第8章 持続的発展のために
1.利き脳に着目する
2.K-K-K サイクルⓇ
3.KET Ⓡで人材育成
4.皮膚感覚
第9章 森下勉のつぶやき~ Facebook の徒然に(2018 年4月から)
おわりに