効果的な活用方法

<著作権フリー>

 当商品内のすべての文章・図表の著作権は、株式会社銀行研修社および執筆者に帰属しますが、お客さまに差し上げたり、店内勉強会の資料や融資判断の材料として利用する等のために印刷・コピーし、あるいは文章をそのまま流用することにつきましては許諾いたしますので、営業推進や融資判断などに積極的にご活用ください。

<営業推進ツールに>

 地域金融機関に対し金融庁が要請している「コンサルティング機能発揮」の第一歩は、お取引先をよく知り、コミュニケーションを充実させることです。お取引先が関連する業界・業種が直面している環境変化につきあらかじめ知っておくことは、その第一歩となります。
 年3 回の情報発信により掲載情報をメンテナンスしていますので、「古い情報」は掲載されていませんのでご安心ください。
 「情報提供ツール」として、掲載データを印刷したもの(印刷方法については、下記をご参照ください)をお取引先に配布することだけでも相応の効果があります。

使用例
法人担当者は、取引先訪問に当たって当該業種データを印刷・持参義務化。本データを取引先とともに見ながら意見交換をすることで、経営改善のヒントが見つかることもあり、取引先の課題発掘、新規提案に役立っている。
当該業種の最新の業界動向が1分でわかるので、訪問前に検索し一読することを推奨している。これにより訪問先企業オーナーとも臆することなく会話ができ、オーナーからもさらに詳しい業界動向を聞きだせるなど、コミュニケーションの密度向上、高感度アップにつながっている。

<貸出稟議書作成のためのデータベースに>

 業種ごとの経営指標は、(株)帝国データバンクと提携し最新データを経年比較(3カ年)できる態勢が整っています。その他各種業界団体や省庁がweb ベースで公表する最新データを編集し掲載しています。こうしたデータ以外も、業界・業種から聞こえてくる「定性情報」を専門のコンサルタント(中小企業診断士)の監修・執筆により掲載しています。
 これらのデータ・情報を融資先と比較することで、貸出稟議書作成をスムーズに進めることができます。

使用例
融資支援システムの一部として利用。端末画面にて、稟議書作成時にヘルプボタンを押すと、当商品の該当業種の画面が表示され、業界標準財務データ等諸情報を稟議書にコピーして貼り付けて稟議書を作成。稟議書作成効率がアップし、より的確な判断が可能となっている。
既存先の融資案件取り上げ時に、当該業種の業界標準のデータを引用して比較する、業界慣行や業況見通しなどを踏まえて融資の妥当性を判断する、など、稟議書のコメント作成時には常に参考にしている。

★<閲覧バージョンとプリントバージョンをご用意>

 PC上では通常の閲覧バージョンが便利ですが、訪問直前に掲載情報を見直したり、お取引先に配布する場合、もしくは貸出稟議書に貼付するような場合は「プリントバージョン」の利用が便利です。各業種上部の「印刷」ボタンをクリックすればA4判・2段組・2〜3頁にまとまった状態での印刷が可能となります。

使用例
本データを材料とする業種別攻略勉強会を各支店で開催。毎月ターゲット業種を決めて、法人担当・融資担当が集まり、支店の店周の業種に狙いを絞って業種別攻略の考え方や取引のきっかけとなる話題を話し合い、取引先との会話がスムーズに展開するようになった。