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国際金融都市・東京構想の全貌

国際金融都市・東京構想の全貌

■小池百合子/安東泰志/大崎貞和/須田徹/国際資産運用センター推進機構/日本投資顧問業協会/山岡浩巳/島田晴雄/渥美坂井法律*事務所*・外国法共同事業
A5判・並製・256頁・平成29年12月発行

カテゴリー:書籍
商品コード: 111145611
販売価格(税込) 2,200 円

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都のプロジェクトチームが明かすアジアの国際金融都市像

 東京都が2017年11月に公表した「国際金融都市・東京」構想は、金融関連事業者を中心に大きな注目を集めています。なぜなら、現状、既存金融機関(特に銀行業)を取り巻く経営環境は大変厳しい中、金融を活性化させることによる経済成長を目指すというビジョンを提示するものだからです。すなわち、本構想は既存金融機関にとっては自己のビジネスを見直し、‘生き残る’金融機関になるための方向性を示すものとなり、また金融の可能性に着眼し新たなチャレンジャーになる事業者にとっても、ひとつの指針として捉えられるものとなります。
本書はこの構想の全体像を、小池都知事をはじめとした本構想に関与してきたメンバー自らが明らかにするものです。金融ビジネスの将来ビジョンに関心のある全ての方々にとって大いに参考となる1冊です。

小池百合子都知事が自らその構想を明らかに!

●東京発・金融ビジネス再興のビジョンとは
金融市場をめぐる各種の環境の変化を踏まえ、東京が再度国際金融都市として輝くために目標とすべき都市像を明らかにします。この東京版金融ビッグバン構想が立脚するビジョンは、これからの金融ビジネスモデルを明示するものといえるでしょう。
●アジアの拠点市場を狙った19の施策
かつて東京はニューヨーク、ロンドンに次いで第3位にあった金融マーケットが今日ではシンガポール抜かれ上海が接近しアジアの国際金融都市から脱落寸前にあります。本書はアジアの拠点市場を目指して19の施策を公開します。
●構想をまとめた当事者が執筆
今回の東京版金融ビッグバン構想策定に関与した、東京都「国際金融都市・東京のあり方懇談会」、「海外金融系企業の誘致促進等に関する検討会」の主要メンバーがプロジェクトチームを立ち上げて本書の執筆を行いました

(主要目次)

序 国際金融都市・東京に向けて
1 アジアの金融中心都市の変遷
2 金融市場と金融ビジネスの構造変化
3 東京が目指すべき国際金融都市像
4 国際金融都市・東京として復活できるか

第1章 「国際金融都市・東京」構想の全体像
1 小池都政における「国際金融都市・東京構想」の位置付け
2 最終提言に盛り込まれた各種施策の概観

第2章 海外金融系企業の誘致促進
1 海外金融系企業誘致の方向性
2 海外金融系企業の発掘・誘致
3 進出後手続支援
4 生活環境整備
5 「当面の対応」の意義と今後の課題

第3章 国際金融都市にふさわしい会計と税務
1 国際金融都市に向けた課題
2 金融の国際化と会計
3 新規参入促進に向けた税制の検討
4 「国際金融都市・東京」に向けた税制
5 まとめ

第4章 資産運用業者の育成のためのEmerging Managers Program (EMP)
1 EMP(新興資産運用業者育成プログラム)の必要性
2 海外におけるEMP
3 EMを取り巻く主なプレーヤー
4 東京版EMPの目的
5 東京版EMPのインフラ整備
6 東京版EMP実現に向けた論点

第4章(補) 米国における新興運用者育成プログラムの導入状況
1 調査経緯
2 EMP導入の目的
3 EM採用の際の重視項目 ―パフォーマンスと新規マネジャーの育成(Cultivate)―
4 ゲートキーパーの重要性とFoFsスキームの活用
5 資産クラスの特徴と考え方
6 日本におけるEMP導入への示唆

第5章 金融イノベーションの環境整備・フィンテック促進
1 フィンテック発展を促す意義
2 金融イノベーションを生み出す環境作り
3 東京版フィンテックセンター構想等
4 革新的フィンテックビジネスの開発支援―「規制の砂場」、エコシステム、資金調達環境など―
5 海外との協力・高度金融専門人材の育成

第6章 東京金融賞の構想と提案
1 金融賞の問いかけ
2 経済と金融:歴史的発展
3 ESGと責任ある投資
4 東京のSDS目標
5 東京金融賞実現への要件

第7章 国際金融都市で求められる原則
1 国際金融都市で求められる3つの原則
2 「責任ある機関投資家」の諸原則≪日本版スチュワードシップ・コード≫を徹底する必要性
3 「上場企業が守るべき行動規範」の普及・定着の意義
4 「投資家・顧客目線の業務運営」は国際金融都市の最低条件
5 「形式」から「実質」への変革の実現に向けて

終章 国際金融都市東京のあり方:私案
1 東京はアジアの金融中心都市に復活できるか
2 金融都市への戦略変数
3 東京が目指し得る金融都市像
4 快適生活環境は国際金融都市の重要基盤